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【青山美野子展 ― 透徹した美を求めて ―】
2013年5月18日(土) → 2013年7月28日(日)

青山美野子展ほくさい美術館では「青山美野子展」を開催します。
青山美野子の作品は、油彩、水彩は透徹した美しい色彩とマチエールそして空間の豊かさに特徴があり、懐かしさ、瑞々しさが溢れています。
とくに、現代画廊の画廊主故洲之内徹に美しい薄塗り、透明なマチエールを絶賛され、現代画廊で青山美野子展が開催されました。洲之内コレクションは2点の青山美野子作品を含み宮城県立美術館に収蔵されています。
油彩、水彩の背景にはすばらしいデッサンが存在します。作家は、具象から抽象に展開し、作風も変化しています。抽象は適切な形、美しい色で魅力的な作品にしています。
抽象の墨絵は、他の技法とはやや相違して奥が深い。写真も対象の捉え方がうまく、その技は師事した師に肉薄。画家の見る目は絵と共通しているようです。コラージュは、乙女のように美しく、やさしい。時に高村智恵子の紙絵を思い出します。
青山美野子には熱狂的なファンがおり、その多くが一流の職人です。青山美野子は、自分の作品はその大半が職人技だと云います。
一方では次から次へと画風、技法を変えてゆくことから自由人に見えます。
青山美野子は、自分の名前を物故だと言って捨て、一時期「伽伽」と変えて次のステップへ進みました。過去には、芸術の行き詰まり、人と人の出会いと別れ、多くの引っ越し、最愛の理解者である母との別れ、娘の旅立ちと振幅の大きい人生を歩んでいます。

埼玉県には縁が深く、「グループ青天士」を結成し、川越の喜多院境内で作品市を開催。深谷に在住の頃は、作品を制作しながら「グループ南指舎」を結成し、企画を手掛けるなど、埋もれた作家の発掘、顕彰を行いました。得意な料理を生かし音楽・絵・食事との「音食舎」を結成、アトリエを解放し「アトリエ平可屋」を開設。また、深谷に画廊「ギャラリー彌平」を開設するなど、美術普及活動にも努めてきました。

是非、この透徹した美の青山美野子ワールドをお楽しみください。
皆様のご来館心よりお待ちしております。

左上:「アイスクリーム」 右上:「道路工事」 左下:「風景青い屋根」 右下:「落葉」

左上:「アイスクリーム」 右上:「道路工事」 左下:「風景青い屋根」 右下:「落葉」