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【中村貞夫コレクション展 ー蓑(みの)・美しき先人の技ー】
2018年10月13日(土) → 2018年12月23日(日)

中村貞夫コレクション展 当美術館では、羽生市の中村貞夫さん(82)が半世紀にわたり集めてきた「みの蓑」200点の中から、選りすぐりの50点を展示します。雨具や防寒、日よけにもなるみの蓑。生活の必需品だった民具に匠の美を感じ、消えゆく全国各地のみの蓑を半世紀にわたり九州から北海道まで出向いて夫婦で訪ね、収集したコレクションです。
その技との出会いは1962年長野と新潟の県境の妙高高原を旅したとき土産店でまだ材料の草の臭いが残るみの蓑を見つけたとき、編み目の美しさに一瞬息をのんだのでした。中村さんは伝統の武州正藍染で知られる羽生市の小島染織工業に勤め、奥様の恭子さん(80)と2人で旅ができる時間を見つけては民具の世界を追いました。恭子さんの出身地である福島県会津地方では、150年の時を刻んだ古美術品のようなみの蓑を手に入れ、さらにのめり込んだのです。みの蓑はスゲやワラ、木の皮、海藻など身近にある材料を編んで作ります。雪国をはじめ県内では実用的なみの蓑が多いが、東北地方にはデザイン性に優れ、盛装時などに着用するものもあり、手間と時間をかけた逸品は16万円を超える高級な上着に負けない値のものもあります。
また、中村さんは今年写真集A4判、220ページからなる「蓑」〜美しき先人の技〜を自費出版しました。NPO法人野外調査研究所はじめ民具の研究家や写真家も加わり、4年前から編集してきたもので、編み目が分かるようにみの蓑の前と後ろのカラー写真に加え、自身で書いた精密な図も添付してあり、姿を消しつつあるみの蓑の記録として貴重なものとなりました。
蓑の他、中村さんのコレクションである「陶磁器・水滴」400点の中から色鮮やかでユニークなお気に入りの50点、及び奥様の恭子さんが制作した「刺し子」も特別展示します。
此木三紅大の作品及び当館所蔵の代表作品も併せて展示しますので、ご覧ください。
皆様のご来館心よりお待ちしております。

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